あけましておめでとうございます。ГФ(ゲーエフ)です。今年もよろしくお願いします。
今年の年賀絵はうさぎ年なのでウサコスです。

さて、去る12/31は冬コミだったわけですが、ちょっとアクシデントが起こってしまって、なんと頒布物と設営用の諸々を入れたスーツケースの鍵を忘れてしまうという失態を犯してしまいました。
とりあえずピッキングで開けようとコミケスタッフの方に泣きついて安全ピンをいただき試みたのですが、なかなか開かず…。ググったらピッキングは上級者向けで素人が下手にやると鍵を壊してしまう可能性もあるとのことだったので、「まあそんなうまくいくもんではないか…」と現実を直視しつつ、よく考えたら都内住みなので急いで帰って鍵をとってからまた来れば参加できるじゃないかと気づいたので一旦帰ることにしました。そんなわけでバス乗り場に出るところの出口で再入場の手続き(こちらもコミケスタッフの方が助けてくださいました)をしてから急いで帰宅し、13時頃にまた会場入りして設営・頒布という流れとなりました。
なので「午前中に来ていたらスペース行ったんだけどな」という方には大変申し訳ないことをしてしまいました。午後からの参加となりましたが、それでも何人かの方に手にとっていただけたのが本当にありがたかったです。件のスタッフの方も後でスペースの方に来て「無事に間に合ったようで安心しました」とお声をかけてくださって、本当に忙しい中お手を煩わせてしまって本当に申し訳ございませんとういう気持ちと感謝の気持ちでいっぱいでした。「コミケっていいなあ」と改めて思ったので、また次回も申し込みます。次回以降は忘れ物をしないよう、特に今回のスーツケースの鍵のような会場で代替品を買ったりすることができないようなものに関しては重々気を付けたいところです。
そういう感じなのでさすがに新刊は通販することにします。今回の本はキャラの設定本ということで副読本みたいな位置づけであり、部数も多くないのでとりあえずboothのみでの頒布となります。通販ページはこちらから行けます。
また、こちらがコミケで無料配布したペーパーです。背景のビッグサイトは漫画の資料用にイベント閑散期に撮りに行った写真が山ほどあったのでここぞとばかりに使いました。

ここにも書いてありますが、今後のイベント参加予定としてはまだ申し込んでいないものも含めて以下のようになります。
・3/25 第6回吉祥寺ZINEフェスティバル(キキ以外の新刊発行予定)
・3/25~4/2 ネオケット4
・5/5 コミティア144(キキの3巻発行予定)
・8/12~13 コミケ102(キキの4巻発行予定)
・9/3 コミティア145
直近参加予定の「第6回吉祥寺ZINEフェスティバル」はいわゆる「ZINE」という、同人誌よりも手軽に作れる感じの主にオリジナルの自主制作作品のイベントで、吉祥寺のパルコの屋上で開催されます。過去にイラスト集や小説などを出している人はいたみたいですが漫画を出している人はあまりいなさそうで、「アウェーじゃないかな」とちょっと不安だったのですが、「オリジナルの自主制作作品」という定義からは外れていないし内容も全年齢対象なので(一般向けのイベントなのでエロ・グロは禁止されています)まあ問題はなさそうかな…と思い出展することにしました(過激な直接描写はないものの『キキ』はストーリー面でお辛い部分も結構あるのですが、まあ今の子たちは鬼滅を読んでいるから大丈夫だろう…という謎の信頼もあり)。一次創作のイベントに関しては「コミティアでかいな!ちょっと小さめのイベントにも出てみたいな!」と思っていたところもあったのでちょうどいい機会かなと思います。頒布物としては、このイベント用にZINEぽい感じのちょっとした新刊を作ってみようかなと思っています。内容は『キキ』とは全く別のものになる予定で、何かしら吉祥寺にちなんだものにするつもりです。『キキ』の既刊も少し持っていきます。第6回吉祥寺ZINEフェスティバルのページはこちらです。
さて最後に2023年の活動予定ですが、とりあえずは現在16話を更新中の『キキ』の完結を目指していきます。8月の夏コミで最終巻を出せればベストで、そのためにはちょっと巻きで頑張っていかなければなりませんが、今年の分の有休も回復したので有効活用してやっていきたいと思います。
『キキ』完結後はしばらく読切か『キキ』のスピンオフの短編を描こうかなと思っておりますが、2024年1月以降からやりたい次の長編のネタが2種類あってどちらをやろうかちょっと迷っております。一つはかねてからTwitterで呟いていたロシアの歴史もので、もう一つは能力バトルものです。ロシアの方は主人公のタイプがキキと似ていて「身内に鬱屈とした感情を抱いた弟キャラ」となっており(実は『キキ』はこの作品のプロトタイプとして描いている面もあります。描きたいことは全く違うのですが)、能力バトルの方はいわゆる「お人好しで正義感があり、困っている人を見捨てられない」タイプの主人公です。いずれにせよ次作はファンタジー冒険ものではなくなります(能力バトルの方は現代社会を模した架空の地名の世界を舞台とするのですが、こういうのってジャンルは何て言うんですかね…現代ファンタジー?映画だと『クロニクル』とかが近いかもしれません)。せっかくなので同じタイプの主人公を続けて描くよりは違うタイプの方を描いてみたいという気持ちもあり(またロシアの方は取材がもう少し必要ということもあり)、現段階では能力バトルの方に向いていますが、プロットやネームの仕上がり具合をみて判断したいと思います。
また、今年はイラスト(特にオリジナル)ももっと描いていきたいと思っております。現在ちょっと描き始めている「セーラー服の少年シリーズ」というのがありまして、孤児院の少年たちの日常を描いたイラストシリーズではあるのですが、背景のストーリーやキャラクターの設定などは固めずになんとなく描いています。主に描いている二人の少年はこんな感じのイメージです。

一見BLのようでいて、まだ恋愛感情などは理解していない感じです。ストーリーなどは全く考えていないので漫画にするかどうかは分からないのですが、とりあえずイラストシリーズとして今後も増やしていきたいと思っております。
イラストについては去年の末頃から有償依頼も始めました。そのうち専用の案内ページを作るつもりですが、現在はpixivリクエストとSkebの方で受け付けております(Skebはプランの作成が禁止されているので一律おすすめ価格10000円となっておりますが、5000円から依頼可能です)。
長くなりましたが、こんな感じで2023年もいろいろと描いていきたいので、お付き合いいただければ幸いです!